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★★  「標準化の数式」から分かる「数式の本質」とは何か?・回答1  ★★

 E君は「数学(配点40点)」選択で素点「19点」を取った。標準化後はA方式で
「24.478」 となり、B方式で「23.476」となった。A君は4人中、最低得点だった
ため悲観 していたが、受験者平均点が「15.524点」で配点の半分以下だった
ため、標準化後の数値は、素点に「4〜5点の+アルファー」の上乗せがあり数値
が算出された。ここに「数式の本質」が現れている。
 F君は「世界史(配点40点)」選択で素点「23点」を取った。標準化後はA方式
で「25.147」となり、B方式で「24.708」となった。F君は4人中、下から2番目
の低得点だったため悲観していた。しかし受験者平均点が「18.292点」、つまり
配点の半分より低かったため、素点から「1〜2点の+アルファー」の上乗せを得
て数値が算出された。ここに「数式の本質」が現れている。
 G君は「政経(配点40点)」選択で素点「24点」を取った。標準化後はA方式
で「24.138」となり、B方式で「24.115」となった。G君は「+アルファー」を期待
していたが、受験者平均点が「19.885点」、つまり配点の半分と変わらぬ点だっ
たため、素点からの増減が差ほど無く数値が算出された。ここに「数式の本質」が
現れている。
 H君は「日本史(配点40点)」選択で素点「27点」も取った。標準化後はA方式で
「23.867」となり、B方式で「24.375」となった。H君は、4人中、素点でトップの
得点だったので喜んでいたが、受験者平均点が「22.625点」、つまり配点の半分
より上回っていたため、素点から「3〜4点の減点」という数値が算出された。ここに
「数式の本質」が現れている。                       ( 続く )