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★★★★★  「標準化の数式」から分かる「数式の本質 」・1 ★★★★★

 人間科学部を受けたこの受験生は英語(配点50点)で素点「20点」を取った
が標準化後は「20〜21点」となった。これは、受験者平均点(24.861点)
前後の得点では、標準化の計算をしても、最終的な数字が差ほどの増減も
無く評価されるということだ!
 国語(配点50点)に関しては素点「32点」に対し、標準化後は「21〜22点」
まで落ちてしまう。これは受験者平均点(35.961点)という数字にポイントが
ある。つまり配点の半分よりかなり高い平均点なのだ。このような状況下で高
得点を取ったと思い喜んでいると標準化後に大幅に落ちるという憂き目に会う!
 選択の日本史(配点・50点)に関しては、素点「36点」を取ったが、標準化後
は「32〜33点」となった。これも受験者平均点(27.34点)という数字にポイ
ントがある。つまり配点の半分より高い平均点なのだ。このような状況下では、
前述の国語と同様に標準化後に落ちるという憂き目に会う!

★★★★★  「標準化の数式」から分かる「数式の本質 」・2 ★★★★★

 総括すると、「受験者平均点より限りなく高い素点を取れ!」ということになろう。
そして「受験者平均点が配点の半分以上の時は標準化後の数値が減らさる。」
ということが分かった。反対に、「受験者平均点が配点の半分以下の時の高得
点(素点)は標準化後の数値が+アルファーされて評価される」という事が分か
るだ!!これが「標準化の数式」の本質だ!!! 早大当局は不合格のみに
成績開示を行っているため、前者の事例は表面化するが、「+アルファー」の
事例は合格した受験生に現れる為、この事例を扱えないないのが歯がゆい。