「さくらジャパン」新指揮官、五輪銀メダリスト浮上
(日刊スポーツから・2020年12月4日6時00分配信)

ホッケー女子日本代表の新監督に、96年アトランタオリンピック(五輪)銀メダリストの
チャビ・アルナウ氏(47=スペイン)が就任する見通しであることが3日、分かった。
交渉は最終段階で、近日中にも発表の可能性がある。

「さくらジャパン」の新指揮官に、五輪メダリストが浮上した。
チャビ氏は92年バルセロナから3大会連続五輪に出場。引退後はスペイン、ベルギーなど
ホッケーの本場で指導者としてキャリアを重ねた。現在はベルギーの強豪クラブで指揮。
男子だけでなく、女子の指導も行っている。

女子代表監督は17年5月からアンソニー・ファリー氏(47=オーストラリア)が指揮をとってきた。
18年ジャカルタ・アジア大会初優勝など結果を残したが、コロナ禍で東京五輪が延期。
ファリー氏は「家庭の事情」を理由に、契約満了に伴って10月に退任した。
日本協会は、代役の選定に入っていたが、スペイン人指揮官に白羽の矢を立てた。

「さくらジャパン」は、東京での5大会連続五輪出場が決まっている。
コロナ禍で指揮官交代を余儀なくされたが、目標に「金メダル」を掲げている。
「スペインのXavi(シャビ)」といえば、サッカーの名選手が有名だが
「ホッケー界のXavi(チャビ)」も満開の桜を咲かせる。