>>227
前提としては、その通りだね。

ただ、判別方法の大半が、四肢末端を用いたものなのが問題だって言ってるわけ。(体幹部を用いたものもないわけではない)
あと「4スタンス理論」という名前も、体幹部よりも足の裏に注目を集める原因になってしまっている。つま先重心がいいとか、土踏まず重心がいいとか、かかと重心がいいとか・・・。

体幹部が大事と言いながら、四肢末端に意識が向くような判別方法および名称を提示している。
前提として軸の作り方の重要性や体幹部から動くことの重要性も説明しているけど、誰もが読解力を正しく持っているわけではない。

体幹部を使った判別方法をもっと研究することが第一。
次に、これはすでに世間に広まってしまっているから難しいと思うけど、名称を変えた方が誤解を生まずに済む。

身体感覚に優れている人からしたら、今の判別方法や名称のままでも十分に有益なものとなっていると思う。
しかし、それはその人の感覚が優れているからであって、そうではない人からすると、いろんな判別テストを受けているうちに、どんどんと四肢末端に意識が向いてしまうようなシステムになってしまっている。

自分の身体に対する感覚がイマイチな人に対して、理解できるものとなってこそ真の理論だと思うわけ。
廣戸氏自身による判定が時にぶれてしまうのも、自分の作った判別方法に振り回されているからだと思う。