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尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が、組み体操の“人間ピラミッド“は危険だとして、警鐘を鳴らした。

今年9月に大阪府の中学校で10段の人間ピラミッドが崩れて複数の生徒が負傷する事故が発生したことを
きっかけに巨大組み体操の是非を問う議論が巻き起こっている。尾木氏は10月3日にブログで、
「ピラミッドは重量が凶器 一番下の子どもたちにかかる重さ 200キロ近いのではないのでしょうか!?」
と事故が起きた10段ピラミッドについて指摘。「潰れたさいの背中腰への衝撃はいかばかりでしょう!! 
脊椎、脊髄の損傷なら生涯の障害に苦しむことになりかねないのです!!」と訴えた。

尾木氏は「やらせる学校も学校なら眺めて感動する親も親?」と人間ピラミッドをとりまく大人たちを
痛烈に批判し、「日本の大人たちは本当に子どもの命と安全意識なんと低いのでしょうか!? こんな学校の
危険がまかり通っている国も珍しいですね」と嘆いた。また実施校の校長や保護者に子供の安全を守るよう
呼びかけた。

コメント欄には

「感動より心配が先に立ちます。一生を左右する怪我になっても、誰も責任とってくれませんよね」
「きり傷、すり傷は誰もが経験するものだと思いますが、重度の骨折は全員が経験するようなものではないと思います」
「そもそも体育大学の学生でも相当危険なレベルなのに、現場の先生たちは正しく指導できるんでしょうか?」

と尾木氏に賛同する声が集まっている。



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