>>667

この手の内容を書く人はフットボールの競技性を理解できていないと思う。
「11人」で「プレー」をして初めて「チーム」として機能するにもかかわらず、
彼らの試合の感想には、その「プレー」の名前が一切出てこない。
代わりに選手の名前だけがひたすら繰り返し出てくる。要は「プレー」が見えないので
選手個人しか目に入らないのだ。
ゆえに彼らはパスの成功はレシーバが「スピード」と「上手さ」で取ったと
必ず言う。ランが出たら「バックが良く走った」と必ず言うのだ。

このように競技の本質が見えていないので、自分の知らない状況を「ゲリラ戦」や
「奇襲」と呼び、棒立ちになる日大守備を見ては「心理戦で」「隙を突かれ」と
言い、果てはスタッフや支援者の多さを「百姓一揆」と呼ぶ。
こうなると敗因は当然理解できない。よって常に「たまたま負けた」と結論付ける。
すると関学は強くないし、日大も弱くないイコール日大は強い。となる。

当然、チームとしての課題も全く分からないので「若手が成長するから大丈夫」とか
「キッカケがあればすぐ勝てるようになる」とか「突然変異で」と言った願望だけを
ひたすら述べてしまう。
(願望どころかチームに対してきわめて失礼なコメントだとも気がつかない。)
さらにその根拠にいたっては「横綱も強くなるのに時間がかかった」「富士通も」
「スパイスがあれば」とトンチンカンな寝言しか言えない。
いまだに宿題に答えられないのも道理だ。

理由も無く毎日毎日「明日は雨」と言い続けてれば、いつかは当たるだろう。
だが、そんな占い師とまともに口をきく奴がいるだろうか。

もうシーズンも終わりだし。覚書として書いておく。