2010年8月に札幌ドームでプロ野球日本ハムの試合を観戦中、ファウルボールの直撃を受け右目を失明した女性が、
球団や球場を保有する札幌市などに約4700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が20日、札幌高裁であった。
佐藤道明裁判長は球団と市側に計約4200万円の支払いを命じた一審札幌地裁判決を変更し、
球団に約3300万円の支払いを命じた。市側への請求は退けた。
一審判決によると、女性は日ハム−西武戦を一塁側内野席から家族4人で観戦。
子供の様子を見ている間に日ハム選手が打ったファウルボールが顔を直撃し、右眼球破裂などの重傷を負った。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052000058&;g=soc