イケシオ、ファウル負け/バドミントン (1/2ページ) - スポーツ - SANSPO.COM
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 58分のフルゲーム。逆転負けを喫した潮田は、真っ先に日本人副審に詰め寄った。

 「どこが悪かったんですか?」

 怒りには伏線があった。第2、第3ゲームと2度も同副審にサーブでのファウル(相手の得点)を取られ、リズムが狂った。
「(ファウルは)あり得ないですよ。せっかくイケると思ったのに(気持ちが)ハァ〜、みたいな」。
あと2点での国際大会初白星を逃し、潮田は会見後も拳を握りしめ悔しがった。

 日本協会関係者は「サーブの打点が腰より高かったとみなされたのだろう」。
ラケットを水平より下向きにし、腰より低い位置から打つのが正当なサーブ。
ただ、同関係者は
「相手の韓国人女子選手だってかなり高かったよ。空気を読めよってね。あの審判はもう追放だな」
と皮肉を込めた。

 日々成長を続ける2人は今大会最大の目玉。
それが対戦相手ではなく、“KY審判”という同じ日本人の標的になるとは…。誰もがやりきれない表情を浮かべていた。