なるほど、やはり一撃死がある剣を模してるからには許さぬ所や機会を捉える系ですか
確かに即死がある刃物系武道と違って、ダメージの蓄積で戦闘能力を奪っていく素手の武道には
威力や打たれ強さ、つまり耐久力という概念があるので猛連打スタイルになるということですな

では剣道での許さぬ所や機会を捉える技術と、スポチャンでの許さぬ所や機会を捉える技術の違いってなんでしょ
これも剣道とスポチャンでの優劣や得物の違いとかではなく
技術的な違いという部分での区別について

伝統空手での許さぬ所や機会を捉える技術の考え方を述べてみると
例えば蛍光灯や昔のブラウン管式テレビを思い出してください
あれを肉眼でみると途切れることなくシームレスに輝き、或いは動画が流れている
しかし実際のは1秒間に何十回、何百回という周期で明滅を繰り返しているわけで
人間の目で見た感じがスムーズなのは残像を脳が上手い具合に調整しているが所以
これらの機器と同じように、実は人間の意識も同じように明滅
つまり1秒間何十回、何百回という周期で気絶と覚醒を繰り返しています
もちろん人間の場合は電子装置みたいに一定ではなく体質や体調、年齢、性別によってランダムで

 「0.6秒覚醒− 0.1秒気絶−0.5秒覚醒−0.2秒気絶−1.0秒覚醒−0.3秒気絶−0.8秒覚醒−0.4秒気絶−0.3秒覚醒」

こんな具合にバラバラではあるものの、試合などで睨み合いつつ、自分の気絶タイミングは隠しながら
相手の気絶したタイミングを見出して攻撃

  たとえば、このタイミングでパンチを出すと気絶してる最中なのでユックリ殴っても当たるわけです
         ↓
 「0.6秒覚醒− 0.1秒気絶−0.5秒覚醒−0.2秒気絶−1.0秒覚醒−0.3秒気絶−0.8秒覚醒−0.4秒気絶−0.3秒覚醒」

スポチャンでの考え方はどうでしょう?