まず体育大学と体育系学部のあるほとんどの大学を出てもAT受験資格がないっていう
のがおかしい。それなのに現場実習の時間だけは厳密に受験資格に課せられてるのが
意味不明。誰が誰のために考え出したんだよこれ、っていう。
 
見学実習30時間
検査・測定と評価実習、アスレティック・リハビリテーションプログラム作成実習30時間
スポーツ現場実習30時間
アスレティックリハビリテーション実習30時間
総合実習30時間
現場実習のうち申請できるのは一日3時間までで週5日間まで。
合宿や遠征の現場実習で申請できるのは一日6時間まで、最長5日間で年間2回まで。
医療機関で行う現場実習はスポーツ現場実習、総合実習を除く90時間まで

ハッキリいって真面目にスポーツに取り組んでる、もしくは取り組んでた経験者の方が
不利になるプログラムです、これ。
 スポーツ現場実習って近所の高校に行って寝ててもカウントされます。
医療機関実習はスポーツ選手じゃないそのへんのじーさんの治療を見てても、ていうか
荷物運びしてるだけでもカウントされます。そんな都合よくスポーツの怪我人きませんから。
総合実習は講演会みたいなんに行って椅子で寝ててもカウントされます。
 どの実習も、多種のスポーツについてまんべんなく障害やリハビリについて知識を
もつことなど義務付けられてはいないので、極端にいうと相撲の治療ばっか見てても
OKです。教科書もそれぞれについて1ページ足らずしか書いてありません。
 講師も「試験対策はこうだけど、現場じゃこんなの通用しないからそこよく覚えとけ」
と教えます。