小林至がよく言ってたね。
プロに入ってみたら、選手たちはベテランも若手も健康管理はでたらめ、
トレーニング方法も明らかに間違ったやり方で、いいプレーをするのに
障害になるようなことばかりやっていた。

だから最新のスポーツ科学を知っている自分なら簡単にトップに立てると
思ったのに、その自分が、デタラメなトレーニングとデタラメな肉体管理と
デタラメな作戦でデタラメなプレーをする選手たちが肉体的な素質だけで
挙げる実績に、全く歯が立たない。

「やっぱりプロっていうのは常人の論理を遥かに超えた天才たちがしのぎを
削っている世界なんだと実感して、一線から身を引く気になった」
というコメントは、聞いただけでもけっこうこたえたものだなあ。