誰も死にたいと思っている人はいません。
天国に行きたくても、そこに行くために死にたい人はいません。
それでいて、死は誰もが向かう終着点なのです。かつて死を逃れられた人はいない。
それはそうあるべきだから。
なぜなら「死」は「生」による唯一で最高の発明品だから。
「死」は「生」のチェンジエージェントだから。
つまり古いものが消え去り、新しいものに道を開ける働きです。
いまの時点で、新しいものとは、君たちのことです。
でもいつかは、君たちもだんだんと古くなり、消え去るのです。
あまりにドラマチックな表現なのですが、それが真実なのです。