人間は身の危険を感じると本能的に首を縮めて身を屈める。
これを利用したのが柔道やラグビー、レスリング等の受け身の動作なのだが、ヘルメットを着用するとこの動作ができなくなる。
その結果、ヘルメットを着用していなければごろんと転ぶだけで頭部を打つことがなかった動作でも、ヘルメットを被っていると頭部を強打する機会が圧倒的に増加する。
これがヘルメット着用がかえって危険だとされる典型的。