>>139の流れなんだよな?

ゆいが回斗と出会ったのは三年前。

元々2人は「すき家」でバイトするクルー仲間だった。

お昼の忙しい時間を過ぎて、お客さんがいなくなった暇な時間は、回斗は自分の好きなスノーボードの話しを目を輝かせながらゆいにいつも話していた。

ゆいはそんな真っ直ぐにスノーボードに打ち込む回斗に興味を抱き、そんな回斗をもっと知りたくてスノーボードを始めた。

あれから三年、回斗も今は三交代の製造関係の仕事で夜勤明けは決まってゲレンデ通い。

今はすっかりグランドトリックの魅力に取り憑かれて、週末はセッションや大会で忙しい。

ゆい「あ〜ぁ、あたしって何のための彼女なんだろ(溜め息)」

たまにデートでランチに行っても回斗の話しはいつも、ノースウエストライダーの人の話ばっかり

回斗「やっぱケンバさんカッケーなー!高さが違うよ!高さが! 板に乗れてるっつーかさ! わかるかなぁ?ゆいにも?(興奮)」

ゆい(なーんか、つまんない。。)

来週の日曜は、回斗はいつものようにグラトリ仲間とセッションする予定をすでに入れていて、ゆいも溜まったストレスを吐き出したいのもあり、回斗について行く事にした。