児童のスキー死亡事故 初弁論09月13日 19時43分nhk
去年2月、北広島町のスキー場で、小学6年生の女子児童がスキーの授業中にスノーボードをしていた男性と衝突して死亡した事故で、学校が安全対策を怠ったことなどが原因だとして、
児童の両親が北広島町と男性にあわせておよそ6200万円の賠償を求めている裁判の初めての弁論が、広島地方裁判所で13日行われ、北広島町と男性の側は訴えを退けるよう求めました。
去年2月、北広島町のスキー場で、小学6年生の女子児童がスキーの授業中に、スノーボードをしていた38歳の男性と衝突して死亡しました。
この事故で児童の両親は、学校が事前にコースの状況を確認したり、スキーをしている児童を見守るなどの安全対策を怠ったことや、
男性が周囲の状況を確認せずに急な方向転換などを行ったことが原因だなどとして、北広島町と男性に対し、あわせておよそ6200万円の賠償を求めています。
13日に広島地方裁判所で開かれた初めての弁論で、北広島町と男性の側はそれぞれ訴えを退けるよう求めました。
次の裁判は11月16日に開かれ、裁判所が被告の町と男性の側から意見を聴く予定です。