悪い事、違法な事をやった側が結果として得する事例が多いです
それはなぜか
社会制度だけでなく、社会構造にも原因があります

まず悪い事をして利益を得た人が居たとします
その人視点では
逃げ切れた場合に得られる報酬>捕まった時の罰則によるリスクなら完全にヤリ得です
仮に1億奪って、捕まっても3年程度でアレば、単年3333万円でヤリ得です
このような場合、社会制度に問題があり、厳罰化などが必要
なにより、不正な事がバレる、バレない確率、
さらに、不起訴、起訴や訴えられる、訴えられないの確率
など含めると、悪人側の方が有利な仕組みになっています

今度は、悪い人を見つける側の視点
悪人の不正を証明するための証拠集めをしなければなりません
膨大な時間が掛かります
その人の人生にとって、その悪人を罰した所で
必ずしもお金が入るわけでは無い場合、そこまでの情熱を注げないでしょう
また、人間は忘れる。他人の事など忘れる。

法制度も時効や遡及の限界、また疑わしきは罰せずの原則などもあり
悪人がのさばる原因にもなっています
悪人程、計画性を持ち悪い事をやり、明確な証拠を残さないので

だからこそ、社会は少数の犠牲者を見捨てて、やった者勝ちになっていくのだと思います