このように刑事告訴を起こされた場合には様々な事がおこりますが、
示談金の請求が来た場合には、その時点で刑事告訴が行われない可能性があります。

刑事告訴を受理した警察は捜査を行う義務が発生し、時間・人員・労力を割くことになります。
その為に、警察は告訴をとりあえず拒否する事がベースとして築きあがっています。
そして一番嫌われるのが、示談交渉の材料に使われる為の刑事告訴になります。

これは、「示談金額の請求を受け入れなければ、刑事告訴をして刑務所にいれるぞ、ニュースになるぞ」
という交渉の材料の為に、刑事告訴を行うことです。
(あなたは犯罪者ですが、そもそも糞ザコAなので刑務所には入れません。)

殺人や誘拐、放火など警察が必要とされる事件で毎日膨大な処理を行う中、
民事解決が出来る事件を示談が通らないからと告訴する事は非常に嫌われます。
示談で解決しようとしてた程度の事で告訴するんじゃねーよとなるのです。
時間が経った後では、示談してたんじゃねーの?となるのです。

このため、本当に刑事告訴を行う場合には、情報開示後すぐに告訴の対応を行います。
そして、それを行わずに示談金の交渉をしてくる場合には、その後の刑事告訴は非常に受理され難いものとなります。

やってしまったことは仕方がないので、心を穏やかにして通常運転で行きましょう。