拾ってきたコピペ

刑法
第1問
甲はP地方検察庁に勤める男性検事(30歳)である。
令和5年1月、甲はP市役所主催の賀詞交換会に参加し、P農協に勤める女性事務員A(25歳)と知り合った。Aが甲に職業を尋ねたところ、甲は「法律関係の仕事です」と答えたたため、Aは甲の落ち着いた物腰等を踏まえて「弁護士さんですか」と問うたところ、甲は「まあそんなもんです」と答えた。その後、甲とAは意気投合して互いに好意を抱き、場所を変えて二人で酒を酌み交わした上、その日のうちに性交するに到った。
後日、Aは甲が検事であることを知り、愕然とした。10年前、Aの父は冤罪事件の被疑者とされ、検事の苛烈な取り調べを受けて悩んだ末に自殺していた。以来、Aは検事を蛇蝎の如く忌み嫌っており、まもし甲が検事であることを知っていたら絶対に性交することはなかった。
甲の罪責を論ぜよ(特別法違反の点は除く)。