障害者中傷の投稿者を刑事告発、「こんな社会的処理困難物は無い」民事裁判の答弁書で侮辱した疑い(弁護士ドットコムニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/85c770b1a5bfd4548392a55b4d99cae0c9c231a7

ネット掲示板に「こんなバケモノ殺処分でいいやん」などと書き込まれた重度障害がある40代男性が、都内の投稿者を昨年12月18日付で、名誉毀損や侮辱の疑いで刑事告訴していたことがわかった。
刑事告訴に先立って、男性はこの投稿者を相手取り、損害賠償を求めて民事裁判を起こし、前橋地裁が昨年12月8日、約96万円の支払いを命じていた。
刑事告訴まで至ったのは、この投稿者が民事裁判で、男性について「こんな社会的処理困難物は無い」などと記載した答弁書を提出したからだった。

●民事裁判の答弁書に「こんな社会的処理困難物は無い」
告訴状によると、投稿者は23年6月28日、前橋地裁の第1回口頭弁論で、「原告の頭は完全にねじくれてる」「障害者側からも迷惑な存在」「地球の隅々まで探してもこんな社会的処理困難物は無い」「お箸の1本やインクの出ないボールペンの方がまだマシ」などと記載した答弁書を擬制陳述し、公然と事実を示して名誉を傷つけ、侮辱したとされる。