「私の暴言は『正当な批判』です」そう強弁する人びとの内面

アイツは、中傷されても仕方ない!」
 「大反省会」の開催によって、にわかに誹謗中傷が問題化し、場合によっては訴訟のリスクさえ出てきたことで、これまで元気に誹謗中傷を繰り返してきた人びとにとっては、突如として人生のリスクが高まる事態となってしまった。

 すると彼・彼女らは、その緊急事態に対応するため「弁解」をはじめた。すなわち「自分の言説は特別に意義のあるもので、誹謗中傷にはあたらない」「自分の強い言動には正当な理由があった」「百歩譲って誹謗中傷にあたるかもしれないとしても、しかし私が戦っていた相手は、それに値するならず者だったのだ」――と。

https://news.yahoo.co.jp/articles/532582513b617eace94a8332cfb54a3afef0d89d?page=2