>>119
この話はたぶん誰も答えられないので「このスレの回答者はあてにならんな」と言われる覚悟で
まずは私が答えます。
海外から部品を取り寄せないといけないので修理期間が長くなったという事例は何度か
目にしているけどコロナのせいで延びたとかそんな事例は勿論まだ見掛けたことがありません。

で、こういう事態は被害者側が我慢するべき事案だと判断されると思う。
コロナショックで交換部品が海外から取り寄せられないので修理できない――こんな予想・予期が
困難な事態まで加害者が負担する必要は無い、と出る処に出たらそういう判断が下ると思う。

「交換部品が届けられるまでは修理できないから一旦車を返却するので乗ってください」
「こんな状態の車は乗れませんよ」
う〜ん、自走可能なら却下されると思いますけどねえ。


被害車両がポルシェ・911カレラGTSで購入価格1702万円で、海外からパーツや塗料を取り寄せる
必要から、代車の使用期間を40日間認定、代車料は日額1万5000円で認定(原告車と同格のポルシェ
ではなく国産高級車)
大阪地裁 平成29年10月12日判決
交通事故民事裁判例集 50巻4号92

被害車両であるBMWの修理期間中のレンタカー費用につき、修理部品をドイツから搬送せざるを
得ないとして、3か月の修理期間が不相当に長いとは言えないとした事例
名古屋地裁 平成29年12月26日判決
交通事故民事裁判例集 50巻6号110