チビはこう思い込みたがる。
「物理的に小さいことと人間性が小さいことは全く関係がない。
 だから自分より大きな人間を上から目線で見下してやるぅ!!」
ブ男は物理的な醜さと心の醜さは関係がないと思いたがるし、ハゲは頭髪の貧困が心の貧困さとは関係がないと思いたがる。
知能の低い人間は知能の低さと人間としてのグレードの低さは関係ないと
思いたがるし、貧乏人は自分は心まで貧しい人間ではないと思い込みたがる。
だから同じように自分自身に苦しむ人間同士で傷を舐め合っていたいのだ。
その結果としてチビの
「自分より大きな人間を上から目線で見下してやるぅ!!」
という虚栄心の願望をしぶしぶ受け入れてしまうのだ。
自分たちに必要なウソの慰めを信じ込むために。