一昔前は相当因果関係説が通説だけど
今は判例が危険の現実化説とってて、学者もそれに賛同するのが少なくない
これを、客観的帰属論で論じるのか、相当因果関係説の亜種として論じるのかは論者で分かれるが
とはいえ、行為時の全事情を基礎に判断する点は一致しており、相当因果関係説の客観説に近いとはいえる
ただ、予見可能性で判断するのではなく、危険の現実化で判断する点が旧説との違い