≪2審≫
弁護士「高橋綜合法律事務所(東京都港区)所属の弁護士です。よろしく」
被害者「わざわざ東京からお越しいただきご苦労様です(ニヤニヤ)。ちょっと出掛けます」(パチ屋に行く)
弁護士「被害者の行動を調査して来い」
調査員「行って来ました。パチスロを打ってました。元気そうでした。霊園に行ってました。杖がなくても立っていられるようです」
弁護士「よし、でかした。証拠として提出だ。・・・このように被害者は陳述内容に反して普段は元気に振る舞っております」
裁判官「そうですか。判決を言い渡す。実際には9級10号の後遺障害で素因減額が5割だから既払い金で填補済みとします」
被害者「・・・パチ屋に行くんじゃなかった・・・」

1審判決直後に開店前のパチ屋に並んで常連さんに向かって被害者が「1億円よ。1億円!」などと嬉しそうに言いふらしている
光景が目に浮かびます。

教訓:重度後遺障害者を演じるのならば判決が確定するまで気を抜かずに演じ続けましょう。