銀行員「残念ですが、対応できません」…父の葬式代120万円が必要な48歳・息子、銀行の対応に激昂「血も涙もないのか」【司法書士が解説】
6/25(日) 11:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0b67266564abf25326f0680b65f96211237cef7

(※写真はイメージです/PIXTA)

町工場の2代目であるAさん(48歳)。先代であり父親のBさんを亡くし、父親名義の口座から葬儀費用を引き出そうとしたところ、窓口の銀行員に「残念ですが、今回のお引き出しは対応いたしかねます」と言われてしまいました。いったいなぜなのでしょうか。
司法書士法人永田町事務所の加陽麻里布氏が具体例をもとに、相続発生時、緊急費用を引き出せるようにするためのポイントについて解説します。

【動画】銀行員「残念ですが対応いたしかねます」…葬儀費用が引き出せない"緊急事態”を避けるためには?【司法書士が解説】

相続発生時はバタバタ…葬儀費用等まとまったお金が必須
まず、相続が発生した場合の大まかな流れをみていきましょう。身内の方が亡くなった場合、下記のような手続きが必要です。

1.死亡診断書の取得

2.死亡届の提出と火葬許可の申請

3.埋葬許可書の取得

4.各種手続き(勤務先・契約関係等)

5.相続人と相続財産の調査(遺言書の確認等)

6.遺産分割協議

7.銀行・保険・不動産・株式等の名義変更手続き

8.立替費用等の清算を行う