>>336
>別に少額訴訟すればいいんですよね?

少額訴訟手続きにこだわるなら別訴にするしかないが、どのみち被告として訴えられている裁判には
応訴しなければならないので、主要争点が同一のものになることが明らかであろう相談のケースでは、
訴えられている訴訟手続きの中で反訴した方が効率的かつ判決の矛盾も回避できると思う。
当然、それは少額訴訟手続きにならない。

>というか、この80万円の訴訟で勝てれば支払い済の20万は、わざわざ言わなくても返還されるんですよね?

されない。
訴えられている裁判の判決は「金80万円を支払え」という原告の請求が認容されるか棄却されるか(一部認容を含む)。
支払い済みの20万円に関しては裁判所が判決を下すべき問題にならない。
民事訴訟において裁判所は、処分権主義という考えに基づき、裁判所に判決を求めて提訴された請求に対してのみ判決を下す。