実は色々とリフォームをさせてもらったけど、
退去に伴いキッチンの原状回復で工事費を請求されました。
金額は15万円弱です。

マンションは10年ほど賃借したけど、住んでから4年目くらいにキッチンの工事をしました。
管理会社には報告はしたけどもしかしたら原状回復を求めるかもしれないとは言われました。
ちなみに元からあったキッチンは入居時点で20年くらいの経過年数でした。
ぱっと見はきれいなものの収納の板がべこべこだしかびだらけでやむを得ず自分でリフォームした感じです。
ちなみにリフォームした箇所は蛇口交換し流し台・ガス台を自作しました。
今まで水漏れ等ないし、問題なく今後も使えるし、ビルトインコンロにしたり価値は向上していると思います。

原状回復は水道工事は業者にやってもらってキッチン設備を用意し自分でやることは構わないといわれ、
水道工事は業者に頼み、流し台は新品・ガス台は中古を用意し原状回復しました。

原状回復に関し管理会社の対応が不誠実だったので
色々調べたら国土交通省のガイドラインをみると原状回復義務があっても耐用年数を過ぎた場合負担額は1円とあったし、
判例も軽く見たけど問題なく使えるような場合はそれが認められているようでした。

それで簡易裁判所に訴状を提出しました。
自分の主張としては原状回復で支出した費用は返還してほしいし、原状回復でかかった手間暇分も請求したいということです。
それで原状回復でかかった手間暇分を含め有益費として請求しています。
訴状の構成は支出した費用をあげ、そして有益費として請求された見積書を添付し15万円弱請求しています。
ちなみにその見積書の使っているキッチンはたまたま自分が新品で買った流し台と同じものでした。

それで訴状を出した後、訴状を出す前に裁判所の人に相談していたためか担当の人が電話をくれて
工事前の見積もりでは証拠として弱いようなことを言っていてできれば実際できたものがいくらで作られたかを証明したほうがいいみたいなことを言ってくれました。
ただどうしたらいいかまでは立場上教えてくれませんでした。

弁護士の無料相談にも行ったけど工事前の見積書を提出するくらいの案しか提示してくれませんでした。

この場合はどうやったら有益費が認められますか?