ついに落日、司法試験!
 
前代未聞、信じられないことが起こった。
2010年版・資格全ガイド(池田書店)において、司法試験の難易度が「普通」と判定された。

司法書士、裁判所事務官T種、マンション管理士、会計士、税理士、行政書士が軒並み「難しい」とランクされ、宅建や鑑定士短答ですら「やや難しい」とランクされているのにだ。

確かにこの本は雑白に過ぎるという見方はある。しかし、このような判定がなされるということ自体、もはや司法試験の威厳は地に堕ち、一般にも舐め切られている証拠だ。
裁判官や検察官は司法試験を通ったということで事務官より異例ともいえる優遇を受けてきたが、これからは事務官から「なんだ、俺たちより阿呆じゃん」と言われるだろう。
旧態依然の法曹界のカースト制度の崩壊も間近だろう。