同性婚は欧米社会のパートナー文化により法制化
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欧米はキリスト教を規範にした強固なパートナー形成圧力がある
「おひとりさま」で幸せな日本人の不思議
https://president.jp/articles/-/28768
山田昌弘 (中央大学教授)
欧米社会にはパートナー形成圧力があるわけですが、それは端的に言えば、「パートナーが存在しないとみっともない」という意識です
けれども日本では、「ちゃんとしたパートナーでないとみっともない」となるわけです。その違いが大きな社会の違いなのです
こうしたパートナー形成圧力が日本には存在しないことで、その結果として、欧米では恥ずかしいとされる「婚活」や「おひとりさま」が産業化したり習慣化したりするわけです
欧米では、成人したら男性でも女性でも親元を放り出されて一人暮らしを始める。だからパートナーを見つけて一緒に暮らさないと生活できない。社会のカップル形成圧力が強い
日本でも、成人したら親は子どもを手放すようにすれば、結婚は増える方に変わると思う
欧米の結婚不要の意味と日本の結婚不要の意味は違う
欧米ではパートナーは人間の幸せにおいて必要だけど、パートナーと法的な結婚する必要はないし、ずっと同じパートナーと一緒にいる必要もないと考えているという意味で、宗教に認められた結婚は不要(代わりに事実婚をする)になっている
一方、日本の近代社会は結婚しないと心理的経済的に生きにくくなる「結婚不可欠社会」。それは現代も変わらず、結婚を望む人はいまだに多い。しかし結婚が困難になっているから、パートナーなしでも楽しく過ごす。そういう意味で結婚不要になっている
欧米での離婚はこうしたパートナー圧力とはほとんど関係がありません。次のパートナーを見つければいいのですから
家族社会学の山田昌弘教授の分析です
生涯「おひとりさま」は海外では同性愛者よりも変人扱いです
上野千鶴子先生の予測通り、日本人はみんなで貧しくなりたいのでしょうか?
心の豊かさがあれば貧しさをごまかすことができますか? 「おひとりさま」はグローバル・スタンダードではない
愛を重視するキリスト教に基づいたカップル形成圧力・カップル文化がある欧米社会
(法的結婚圧力ではないので、パートナーがいればよい)
欧米は社会的プレッシャーが違う所にあって、日本は産む産まないだと思うのですけれど、フランスはカップルであるかないかなんです。(結婚ではない)
「お一人様」がすごい悪く見られるんです。
とにかく人間というのはつがいで生きるべきであるという考え方なんですね。
だから変な話、同性愛者に対する権利の方もすごく早かったんです。性的な指向が大多数と違っていても、人間はつがいで生きるべきだから彼らの権利を守りましょう、みたいな考え方なんです。
(高崎順子・フランス在住)
実はドイツを含む欧米社会は「パートナー形成圧力」がかなりキツいんです。
ドイツや欧米には、映画でもレストランでも旅行でも、行くならカップル(2人)でという共通認識のようなものがあります。
未婚既婚を問わず「人にはパートナーがいるべき」というキリスト教的考え方が、強く定着しているんです。
だから一人では出かけにくいですし、時には「パートナーがいないということは人間的に欠陥があるんじゃないか」と見られることもありますね。
(サンドラ・エフェリン 著述業)
(アメリカ社会を考察したブログより)
日本はWW2で負けてアメリカから夫婦家族主義(カップル+子供を一単位として、彼らの父母は含まない。東洋思想の儒教の場合は、親を含む3〜4世代同居の拡大家族)を核家族の名称で受容 (戸籍制度も変更) したんだけど、その根拠がキリスト教であることや、それ故の社会規範としてのカップル形成圧力の強固さ(プロム等・大統領選も夫婦で戦う)を理解していない人達が、日本には多くいるよ。
アメリカや欧州の場合は、ゲイらによるストーンウォールの反乱に見られるような、LGBTQの自己受容から社会的受容の要求へと発展する過程を経ています。当然ながらそれを基調とする以上、目に付くのは「カップルとしての」権利の要求になりますよね。
(仕事上のパーティーにもカップルで参加するため) 「おひとりさま」はグローバル・スタンダードではない
愛を重視するキリスト教に基づいたカップル形成圧力・カップル文化がある欧米社会
(法的結婚圧力ではないので、パートナーがいればよい)
(キリスト教の宗派から)
カトリックだけではなく、プロテスタントにも「結婚して当たり前」という考えの信者が多い宗派が結構あるんです。
「結婚して子どもをもうけて、よきクリスチャン・ホーム(家族礼拝などをする)を作るのが使命。そうやって信仰を繋いでいく」が規範となっている場合が多いです。
独身者が教会に行くと「独身!?」と、お見合いおばさんおじさんが沸いて出てくるんですね。
小説等で、よく「プロテスタントの教会だから、ゲイでも結婚式が挙げられる」という記述がありますが、(いや、必ずしもそうじゃない。)と思って読んでいます。
キリスト教ではカップルがお互いの存在を認め愛し合うのを
神と人が赦しと愛で結ばれるのとほぼ同じ意味で平行解釈するため
Twitterからアメリカ社会
日本の小学校には『はーい、二人組作ってー』という恐怖の儀式(ペア活動)がある、と嫁(帰国子女)に説明したら、アメリカの小学校では3年生ぐらいから『はーい、今からダンスするから男子は好きな女子をスマートに誘ってダンスペア作ってー』という異性を誘う儀式があると聞いて、あまりの恐怖に震えてる
(アメリカはプロム・卒業ダンスパーティーの文化があるお国柄。男性からパートナーに誘うのだけれど、こういうところからカップル文化に慣れるのだろう。最近はLGBTQもあるので、友達と誘いあってペアで参加というのもあるそうです)
(イタリア移住者のブログより)
カップル文化は日本との大きな違いだよね。イタリアだとどこに行くにもカップル、友達と出かけるときもカップル。彼氏を友達に紹介するのはいいんだけど、いつも一緒がスタンダードになってるのはちょっと日本人にはキツい。
おひとり様の肩身が狭いのは知って出たけど、恋人がいる人は友達と出かける時にも同伴させるのが普通なんだ。(仕事上のパーティーにもカップルで参加するのが普通) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています