障害のある娘の介護を苦に殺害か…浴槽に沈めて殺害した疑いで無職母親逮捕 「体力的にも限界で楽になりたかった」
08月19日 19:09

障害のある44歳の次女を宿泊施設の部屋で、浴槽に沈めて溺死させたとして、三重県四日市市の71歳の母親が殺人容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは、四日市市浜一色町の無職、山本良子容疑者(71)です。
警察によりますと山本容疑者は6月13日の夜から翌朝までの間に、三重郡内の宿泊施設の部屋で、一緒に泊まった次女の恵美さん(44)を浴槽に沈めて溺死させた殺人の疑いが持たれています。
チェックアウトの時間になっても出てこないことを不審に思った従業員が警察に通報し、駆け付けた警察官が浴槽内で死亡している恵美さんと、そばで朦朧としている良子容疑者を見つけました。
その後、良子容疑者は体調を崩して入院したことから、警察は回復を待って19日、逮捕しました。
恵美さんには障害があり、良子容疑者が介護していたということです。
良子容疑者は調べに対し容疑を認め、「娘の世話をするのに体力的にも限界で楽になりたかった」「私も一緒に死のうと思った」と供述しています。

https://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=137501&;date=20200819