母親の頭部を刃物で切りつけ殺害か、自称イラストレーターの長女を殺人容疑で逮捕状
2022/04/14 05:00

 栃木県上三川町の県営住宅で住人の遺体が見つかった事件で、県警が、死体遺棄容疑で逮捕した自称イラストレーター橋本志穂容疑者(28)について、殺人容疑で逮捕状をとったことが13日、捜査関係者への取材でわかった。14日にも再逮捕する。

 捜査関係者によると、橋本容疑者は2月中旬、同居の母親・啓子さん(当時54歳)の頭部などを刃物で切りつけて殺害した疑いがもたれている。

 橋本容疑者は啓子さんの長女。啓子さん名義のパスポートで成田空港から出国したが、渡航先のイギリスの空港で別人と分かって強制送還され、3月4日に千葉県警に旅券法違反容疑で逮捕された。その後、3月10日に啓子さんの遺体が自宅ベランダで発見され、栃木県警が3月24日に死体遺棄容疑で再逮捕していた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220414-OYT1T50038/