女が不幸なのは、人生を知らないうちに自分の外面的な価値のピークを迎えることだと思う

18までは自分のありのままの若さの本当の価値に気がつかず、
恋愛やセックスなど大人のまねをすることに夢中になるか
いまあわてて夢中にならなくとも自分にも幸せな将来がくるはずという根拠ない幻想を抱いている

23までは男の内面の価値を評価できず、容姿や地位など目に見える価値しか理解できない
また自分がちやほやされるのがなぜされるか十分には理解できていない
職場での社会的な地位もおおむね確定して外面的な価値がピークを迎える
いま結婚しなくても独身で安定した生活を手に入れている自分には
必ずふさわしい相手が声をかけるはずという根拠ない幻想を抱いている

25過ぎて結婚の意味や男の総合的な価値(容姿・社会的地位・収入・体力・精神力・教養・知性など)の
意味がわかるころには、自分の容姿は下り坂を迎えており外面的な価値がまだ高いうちに
できるだけ有利な結婚をしようともがくがより若い女に先を越される

28になって自分も実は内面的な価値で勝負できると気がついたころには、
自分がいかに外面に頼ってあるいは外面を無視して
総合的な価値(容姿・社会的地位・収入・体力・精神力・教養・知性など)を
磨くのをおろそかにしてたことに気づいてさらにもがくが若いときのように価値を伸ばせない

30過ぎると総合的な価値の高い男は自分より若い女を相手にして
自分にアプローチしてくるのは自分と同等の男しか残っていないことに気づき
恥ずかしい妥協か限りなく少ない逆転のチャンスを待つかの選択を迫られる

35を過ぎると結婚に生物学的な意味(子供を作る)を求める男には相手にされないことが決まり
若いときには考えもしなかった相手を見つけるのすら砂漠の中から1本の釘を探すような旅を強いられる

男はそれに対して若いときに特別もてはやされることがないかわり
禿げるまでは総合的な価値を充実させながら結婚相手を探すことができる