1つ目は、既述した自己肯定と責任転嫁の論理を持ち出して、「聞かない生徒が悪い」と言い、
何ら改善をしないまま一年をやり過ごそうと試みるパターン。

2つ目は、怒鳴る、テストやノート、提出物、授業態度などのチェックを厳しくするという
強権政治・恐怖政治パターン。

3つ目は、真摯に自己の能力向上に取り組み、状況改善を目指すパターン。

悲しいかな、前二者が圧倒的多数を占めるのが現状だろう。


林純次:著書「残念な教員 学校教育の失敗学」より