「卵が先か鶏が先か」という命題に、科学は鶏が先であることを結論づけたらしい。

しかし、なぜかここの教員たちは「うちの学生がバカだからだ」の一点張りで、
「バカ学生が先かバカ教員が先か」という命題については科学的に考察しようとしていないようだ。
というか考察できる能がないのかもしれない。

どこの養成校でも国試の合格率を上げるためには2つの方法しかない。
1つは底上げを図る方法、もう1つは足切りを図る方法である。

合格率を上げるためにはどちらの方法も不可欠で、問題となるのはそのバランスだ。
しかし、授業が始まる前にテキストをちょっと読むだけで、
国試よりも適度に難しい難易度の試験問題も作ることもできない教員たちが足を切るのである。

卵が先なのか鶏が先なのか必然的に答えが分かるはずだ。
職業人としてよくあんないい加減な仕事して恥ずかしくないものだ。