その論理には無理がある。
 
修士への平均進学率は13%程度だけど、旧帝大の工学系の修士への進学率は50%を超えてる所が多い。 つまり殆ど上ランク大。田舎の大学の出番はないよ。

それに修士卒は高専卒の10倍近い人数。 短大卒よりも多いんだよ。
その中で有名企業を取り合うんだから、そりゃ上位はソコソコの企業に入れるだろうけど、修士卒とひとくくりには出来ない。

そして、修士、博士になると社会人割合が高い。博士なんて1/3は社会人。

まあ就職先を好きに選べるなんて、研究成果を十分上げてるとかじゃないと無理だね。
教授の覚えも目出度いとかでも、選べるのは教授の推薦先だけ。

だいたい、出世というが、人口増加期と違って、年功で自動昇進って訳にはゆかない。
特に研究職の責任者なんてなると、成果を出せないとクビ。 そして次席が昇進する。
常に成果を出せる研究者なんて、そりゃ世の中には存在するんだろうが、まあ目指して得られるもんじゃないだろ