>>20
俺が思うにそれはないと思う。
ここ数年の裁判員制度以外の普通の裁判では厳罰化が進んでいた。
死刑判決も増えていて、以前ではなかった
「被害者が一人でも死刑にする」という傾向だった。
そうした流れの中で裁判官が死刑を回避するように説得するとか疑問。
実際、先日の耳かき店員殺人事件の裁判は以前の裁判なら死刑になっていただろうと言われている。

そもそも裁判員制度では誰であっても他人の考えを強引に誘導したり
説き伏せたりすることは禁じられている。
そういう違法状態があるのならそれを訴えられる可能性もある。
法的に訴えられなくても長くやっている間にそれが外部に漏れ始め、
問題点として挙げられることも考えられる。
これからの裁判員制のことを考えたらそんなリスクのあることを裁判官がするとは考えられない。

もちろん有罪判決を出すには、そして量刑を決めるには裁判官が一人でも
その中にいなければならないが、裁判官も裁判員の一人であることには変わりない。
だから一裁判員としての責務を果たそうとするはず。
むしろ裁判官は傍観者に徹してるのではないだろうか?
普通の裁判員が困ったときの相談役くらいで。