電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反罪に問われ、
一、二審で懲役4月の実刑とされた元大学教授植草一秀被告(48)について、最高裁
第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は25日付で被告の上告を棄却した。実刑が確定する。

 植草被告は無罪を主張したが、一審東京地裁は2007年、「被告の供述は信用でき
ず、被告が犯人との認定は揺るがない」と判断。「再犯の恐れも否定できない上、真摯
(しんし)な反省が全く認められない」とし、翌年の二審東京高裁判決も実刑を支持した。
 一、二審判決によると、植草被告は06年9月、品川−京急蒲田駅間を走行中の電車内で
女子高校生の尻を触った。

■ソース(時事通信)(2009/06/27-10:55)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009062700152