◆取調べの可視化(取調べの全過程の録画)実現◆ 日本弁護士連合会

@【現在、被疑者の取調べは「密室」で行われています】
・・・・・省略・・・・・・
A【「裁判の長期化」や「冤罪」の原因となっています】
そのうえ、公判において、供述者が「脅されて調書に署名させられた」、
「言ってもいないことを調書に書かれた」と主張しても、取調べ状況を
客観的に証明する手段に乏しいため、弁護人・検察官双方の主張が
不毛な水掛け論に終始することが多く、裁判の長期化や冤罪の深刻な
原因となっています。
B【裁判員制度成功のためにも取調べの可視化が必要です】
裁判員制度の実施は間近に迫っています。たとえば、取調べの可視化
(取調べの全過程の録画)をしないまま、市民が裁判に参加する
裁判員制度が始まった場合には、裁判員となった多くの市民が、
これまでと同様の不毛な水掛け論に延々と付き合うことは不可能です。
取調べの全過程の録画が認められれば、取調べの様子を事後に検証
することが容易になり、裁判員も判断しやすくなります。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/investigation.html

【質問です】弁護士には日弁連を中心とする制度推進派と反対する他の
弁護士がみえると聞きます。日弁連は上記のように可視化などを要求
していますが未だ認められていないようです。
B【裁判員制度成功のためにも取調べの可視化が必要です】の項目に
有る様に可視化などが認められていない時点で裁判員制度施行を
容認されるのは疑問に思います。
冤罪の可能性が多いまま裁判員を参加させ冤罪の加担をさせるつもり
なのでしようか?
何故、要である可視化を成立させないまま制度の強行に加担されるの
でしょうか?