>>50
「専門家」といわれる職業のものですが、申し訳ありませんが、ドイツ、フランスの参審制についての
深く知っているわけではありません。日本法を専門にしているため、海外の司法事情については詳しくないのです。
ただ、海外の場合は、職業団体等の推薦を経て参審員に任命していることが多いようで、裁判員のように
無作為抽出というわけではないようです。(すべてがそうであるかはよくわかりません。)
そのようなプロセスを経ることになれば、選ばれた人が消極的になることは少ないのではないでしょうか。
社会全体の評価としては良くわかりません。過去日弁連が「日独裁判官物語」というビデオを作ったことがありました。
そこでは、社会問題に深くかかわったり、時にデモ行進に参加する裁判官が映し出されており、日本とは違った
「市民性」が見て取れました。そのような環境であれば、日本における「裁判官に社会常識がない」などという
批判はあまり生まれることはなく、そのことが参審員不要論につながる可能性があるのかなあという気がします。
ちゃんとした人が裁判をし続けているなら、あえて素人を入れなくてもいい、という発想です。
ただ、これは想像に過ぎませんので、信用しないでくださいね。(^_^;)
海外事情についてはそのうちご報告できたらとは思います。
きちんとお答えできなくてごめんなさい。