なお、〔裁判員選人の〕面接でこのような質問をする裁判長の人柄がどうかという問題もあります。
裁判長も生身の人間である以上、横柄、傲慢な人物で、呼び出された裁判員候補者がその面接で
不愉快な思いをすることがまったくないとは言えません。裁判所や弁護士会が作った「裁判員制度」
公報の映像では、知性的な人物が裁判長役をつとめるのが通例ですが、これはもちろん宣伝用のもので、
国民が逃げないように作ってあるからです。
(西野喜一『裁判員制度の正体』 講談社現代新書、pp. 149-150.)

著者は元裁判官だから、かつての同僚に「横柄、傲慢な」輩がいかに多いかを身にしみて知って
いるのだろう。元同僚だから「まったくないとは言えません」としごく穏便な語り口だが、
実際は、ほとんどがモラハラ野郎なのであろうJK