裁判員制度開始から5年ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014604231.html?t=1400716229062
市民が刑事裁判に参加する「裁判員制度」が始まって21日で5年です。
高知地方裁判所では、これまでに250人余りが裁判員をつとめましたが、裁判員の経験者からは
「自宅から裁判所まで遠く、通うのが大変だった」などの意見が出ていて、負担の軽減が課題となっています。
高知地方裁判所によりますと、21日までに高知地方裁判所で判決が出た裁判員裁判は30件で、あわせて253人が
裁判員をつとめました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014604231_m.jpg
裁判員裁判30件の内訳を見てみますと、殺人・殺人未遂事件が9件と最も多く、次いで強盗傷害事件が6件、
傷害致死事件が3件などとなっています。
ことし県内では裁判員の候補者として1800人が選ばれていますが、これまでに高知地方裁判所が開いた裁判員
経験者との意見交換会では「自宅から裁判所まで遠く、通うのが大変だった」とか、「裁判員に選ばれた翌日から
審理が始まったために、仕事のやりくりがうまくできず職場に迷惑がかかったので、審理の開始まで時間的な余裕が
欲しい」などの意見が出ていて、負担の軽減が課題となっています。05月21日 20時27分