【世界観】
異世界・現実世界・66層の『裏側』・迷宮・惑星・『世界』と『最深部』・『行間』・その他に分かれる。
起点世界である主人公が呼び出された世界(異世界)について。
天体等も存在し、星の外に宇宙があることも語られているため起点世界は単一宇宙規模。
作中では、目に視える世界は一次元から三次元で構成されている(起点世界は三次元)。そして次に、四次元五次元と続く高位の次元が存在する。四次元は縦・横・高さで構成される三次元空間に時間軸を加えたものであり、刹那の間にも複数の世界群が存在する。この世界群は「引き伸ばされた世界」とも表現されているが、四次元を認識した際の渦波はどこまでも認識できる世界群が引き延ばされていくのを感じている。よって四次元は三次元を無数に積み重ねたものであり、一次多元宇宙。作中では過去の一場面を見せる際に「違う次元を見せる」と語っており、現在と過去は明確に別の世界として扱われている。
また、三次元四次元といった次元の他にも並行世界が存在し、『先譚』より、無限の可能性分岐が存在しているため並行世界は無限。=二次多元宇宙。
主人公が元居た世界(現実世界)について。
現実世界相応であり、単一宇宙規模。第八章より、無限の可能性分岐と並行世界が存在するため一次多元宇宙。
惑星について
星の内部は三・四次元とは別の次元となっており、別世界であるため惑星規模世界。少なくとも2つ存在するので惑星規模×2。
『裏側』について
『裏側』はどこまでも続くとされ、世界観相応の無限の広さを持つ。(一度「宇宙より広い」空間を認識した後なのでここでの無限の広さは単一宇宙規模よりも大きいと言える)。作中で迷宮の一部と一体化しているので最終計算からは除く。二次多元宇宙+一次多元宇宙+惑星規模×2+α
『裏側』内にも無限の可能性分岐と並行世界が存在する。三次多元宇宙+二次多元宇宙+一次多元惑星×2+α
迷宮について
100層まで存在する迷宮内は異世界(三・四次元)とは別の次元であり、また、作中でヴィアイシアが迷宮の66層と一体化しているため、ヴィアイシアと同じ大きさ以上。
『世界』と『本当の最深部』について
異世界や現実世界など、それぞれの世界には『世界』と呼ばれる、世界の外側にある空間が存在する。『世界』は、距離や空間といった概念が曖昧で、無限の広さを持っていること、世界全ての魂と繋がっている意思を持った空間であることを特徴としている。
『世界』は無限の広さで宇宙よりも大きいとされている=世界観規模最大なので三次多元宇宙+二次多元宇宙+一次多元惑星×2+α