>>471
もともとどういう作戦なのか説明されていないんで推測するしかないが
5個艦隊動員を計画したホーランド自身が
攻勢を主張しているんだから、敵の戦力、状況、援軍到着までの時間を鑑み
待っていて敵の体制を整え、また離脱の機会を与えるよりは
速やかに攻撃する方が有利という判断があったと思われる。

例えば関が原。家康は秀忠軍3万8千の到着を待たずして西軍との決戦を開始した。
例えばクルスク戦。マンシュタインは速やかな攻撃を要請していたが
ヒトラーは戦力が整うまで作戦を延期させ、その結果敗北を招いた。
名将ほど戦機を見るに敏であって、援軍を待つのが必ずしもいい結果を生むとは限らない。

ビュコックは何故総反撃を招く危険があるのかをハッキリ説明してない。
ホーランドは目前の大軍との艦隊戦に忙しく
退いた敵が戦意を無くしているのか、攻撃の態勢を整えているのか見えてない。
後方で傍観しているだけのビュコック等には十分に分かっているのだから
戦略予備がいつでも攻勢に出られる体制であることを、明確に警告すべきだった。
加えて後退しろなどと命令する必要もない。
後退するか戦術を変えるかはホーランドの判断に任せればいいんで。

もっとも、同盟側には帝国の2倍もの戦略予備があるんで
ラインハルトに対抗して1個艦隊を動かしても、なお1個艦隊の戦略予備があり
残った1個艦隊による攻勢に帝国側は対抗する手段がない。
本来なら怖れる必要は全くないんだけどね。