現代のアサルトライフルが3ポイントバースト2ポイントバーストが主流に
なっているのは「扱いやすさの問題ではない」事を補足します。

これはベトナム戦争当時の話になるのですが、当時米軍で主流だった
M16アサルトライフルは「全自動装填(フルオート)」だったのですが、
一番の問題が「弾切れ」だったのです。何しろジャングル戦ですので、
敵がいると思った時にはとにかく兵士が引き金を引くので、あっという間に弾が尽きてしまうのです。

また、このフルオート射撃では最初に照準している場所に命中するのは
「最初の2〜3発だけ」という事も実験の結果わかりました。撃っているうちに
反動などで銃口がぶれて、撃てば撃つほど命中率が下がっていくのです。
言い換えれば、フルオート射撃で4発目以降は「全くの無駄弾」だったのです。

その為に改良型のM16アサルトライフルでは1発しか撃てない「セミオート射撃」と
一度引き金を引くと3発発射されて停止する「3ポイントバースト」しかできないように改良されたのです。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2979487.html