ティラノザウルスは考えられているより2倍近く大きかった可能性があるとする新たな研究報告
https://news.biglobe.ne.jp/smart/amp/trend/1120/kpa_221120_4406743682.html

最強の肉食恐竜ともいわれる「ティラノサウルス」にも個体差があり、その大きさは様々だ。では一番大きいティラノサウルスはどれくらいの大きさだったのか?
 これまで発見された中で最大のティラノサウルスは、全長13メートル、体重8.8トンのカナダのサスカチュワン州で発見されたスコッティだ。
 だが、最新の研究によると、もっと大きなティラノサウルスがいるそうで、それは体重が15トンに達した可能性があるという。
 この研究は、カナダ自然博物館の古生物学者チームが、11月5日にトロントで開催された古脊椎動物学会の年次総会で発表した。

・想定より2倍大きいティラノサウルスが存在していた可能性
 これまでに知られている最大のティラノサウルスは、1991年にカナダ、サスカチュワン州で発見された「スコッティ」と呼ばれる標本だ。約6800万年前の個体で、生きていた当時全長13メートル、体重が8.8トン(8870キログラム)あったと推定されている。
 年齢は22~23歳と推定され、性別はわかっていないそうだがメスの可能性が高いそうだ。

 だが今回の研究によるならば、最大のティラノサウルスは体重が15トンに達していた可能性があり、スコッティより約70%も大きかったことになる。さらに2倍近くも大きな個体が存在したかもしれないのだ。