ドラゴンボールは人気がないんじゃないかと世間がざわついている。ほかのジャンプレジェンドよりも勢いが劣っているからだ。

国内の興行収入で比べてみると、井上雄彦が監督・脚本などを務めた『THE FIRST SLAM DUNK』は150億円、尾田栄一郎全面監修の『ONE PIECE FILM RED』は197億円を記録。その一方、鳥山が原作・脚本・キャラクターデザインを担当した昨年6月の劇場アニメ『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は、国内興行収入25億円程度で終わっている。

同じ「ジャンプ」のレジェンド作家が全面監修したアニメ化作品のなかで、大きな差がついているのが現状だ。