おちゃらけた話としては秀作だが、シリアス方面に寄ると
設定の詰め込みの甘さが目立つ

劇場版で絵本の世界という設定が出てきたが、
これは本来本編の架空世界全般に適用・使用すべき話だった
そうすればウルフルン達三幹部も
「俺たちは人間の書いた話の中で悪役を押し付けられた!
俺たちがこうなったのは、お前ら人間のせいなんだ!」となり
みゆき達は責任を感じる事になる
劇場版のボスの笑顔を嫌悪するという設定も、
スマイルプリキュアのテーマと合致する

ピエーロは本来、物語のバッドエンドの集合体とされるべき存在だが
絵本のキャラが具現化した存在ではないため、そういう話にできなかった