12月8日にインディアナ州の刑務所で薬剤の投与によって死刑が執行されるのは、リサ・モンゴメリー死刑囚(52)。司法省や米メディアによると、2004年12月、インターネット上で知り合ったミズーリ州の妊婦の女性(当時23)の自宅を「子犬の購入」という口実で訪問。女性を殺害した上で、胎児を遺体から取り出して誘拐した。
 胎児はモンゴメリー死刑囚の逮捕後に救出され、現在も生きている。連邦地裁の大陪審は07年10月に死刑を勧告し、判事が翌年、死刑を言い渡した。モンゴメリー死刑囚は救済措置を申し立てたが、いずれも認められずに却下された。