■キーワード詳解■(基本的なことは省略気味、wikipedia等もあわせて見ると良いかも)

【契約者】
・本人の意思とは関係なく契約は締結される。なりたくてなれるものではない
・倫理観や道徳観がリセットされ、合理性が行動原理となる。感情はあるが、合理的思考が優先される
・諜報や軍事に携っている者が多い

【ドール】
・成因は不明。だがおそらく契約者同様ある時突然人間から変化すると思われる
・モラトリアムから変化した者はドールのごく一部
・契約者と異なり、観測霊を使うのに対価は必要無い
・ドール化の際に一切の感情を喪失し、生命維持に関わる事以外に自発的行動をしなくなる
・外部から記憶を書き換えたり、他人の人格をプログラムすることが可能
・人格をプログラムされた場合2,3日で元に戻る。この間は観測霊を使えない

【モラトリアム】
・なんらかの理由で契約者になりきれなかった者。非常に稀
・精神的な変化を伴わないまま能力を得て、無意識にそれを暴走させる
・最終的にはドールに変化する。(ただ一人例外あり)

【対価】
・この世のものではない『何か』に支払っている
・内容は『何か』によって決められ、能力を得た時点で自ずと知る
・能力の強弱と対価の難易は対応しない。苦痛を伴うものが多いが、逆に快感なものも存在する
 このアンバランスは『何か』の価値観がこの世のそれとは根本的に異なることに起因する
・能力使用が一段落した際に支払う(使用と同時に支払う種類の契約者も稀にいる)
・支払いの量は能力の使用回数と強度にある程度比例するが、それほど厳密ではない
・精神的な呪縛であるため、契約者が自発的に不払いを選択することは無い
・外的な要因で支払いが阻害されても、『何か』からペナルティを受けることは無い
 ただし精神的にどのような影響が出るかはいまのところ不明
・(憑依系能力者のみ)自身の肉体を失った場合は支払う必要がなくなる