少女革命ウテナその72
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「この先、ウテナのお話がどんなになってっちゃうのか、
また、ウテナやアンシーやその他の登場人物の人達がどんな風になっていくのか……
みんなそれぞれ役の人達、人物は、ウテナのストーリーを通してみんな一人一人が
凄く成長していっているので、そういところも見てもらって、
えー皆さんの元気に繋がってくれるといいなって思っています」
―――川上とも子『少女革命ウテナ LD 特典映像より』
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少女革命ウテナその71
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/ranimeh/1521817673/ 19歳とか言っても、何十年、下手すると何百年も生きてるだろうからなぁ
時子の年齢を考えてもな 暁生たちはヱヴァの真希波・マリ・イラストリアスと似たようなものだね
あいつも実年齢はゲンドウとほぼいっしょなのに見た目は十代だしな 鳳学園は根室記念館みたいに時間とか記憶とか弄られてる描写はあるから
あの学園に篭ってる根室教授が歳取らないのはわかるけど
暁生とアンシーの二人は鳳学園設立前から何年も生きてそうなんだよなぁ
アンシーとか終盤まで永遠に剣刺されまくってもうどうでもいいレベルになってるみたいだし 暁生とアンシーは男と女の概念っぽいな
古代から存在してそう 1から10まで説明したらつまらないでしょって監督が 暁生は王子(男)で
アンシーは理想の女(魔女)の概念かなとは思う
演劇回の劇は暁生とアンシーの事を第三者視点で言ってるからこそ粗があるのかもしれないけど
王子の妹はお姫様になれず魔女になるしかないって話がよくわからない
別の王子を探せば王子の妹だって姫になれるって事もあるけど
そういう事言っちゃったら身内全員魔女じゃねとしか思えないのに
王子の妹と限定してるのが気になる >>260
血縁同士でくっつこうとするとそりゃ魔女にしかなれないのでは?
アンシーは血縁がない他の男性が王子なら
お姫様になれるんだと思う
兄と妹で恋愛感情があっても関係が破綻するよというのは
ミッキーと梢、冬芽と七実で繰り返し説明されているし 七実の場合恋愛感情を持つとこうなると暁生アンシーの関係を見て
ドン引きして私はああはならないってなったんで
兄妹の境界線を突破してしまったらああなると 梢の場合兄貴の目を意識して男と寝てるんでね…
お互い子供のまま巣箱にいたかった訳だけど
そのまま巣箱の中にいたらやっぱり暁生とアンシーの関係になってたろうと
思う訳で 梢のあれも兄の気を引きたいだけだよ
重度のブラコンなだけで兄妹愛なんだよ 梢も幹とそのものずばり肉体関係へは望まないのかな? ミッキーや西園寺や冬芽周りはいいんだけど
樹璃さんの話だけウテナ世界からなーんか浮いてる気がする
映画なんか枝織のが主ぽくて樹璃さんが添え物だし
もしかして監督としては枝織の方が書きたかったのかなあ 監督が枝織大好きなのは有名だよ
Blu-rayのアマゾン特典も薫兄弟の絵なのに何故か監督コメントが「奇跡を信じて思いは届くと」だった 女性の自立を目指した作品を作ってはいるけど
詩織のような女性の悪い部分の集合体みたいなのが
好みって監督も相当屈折しているよね ウテナの世界観って親という存在が極端に薄いね
唯一登場したのって香苗さんの母親くらい? ウテナからして両親を失ってるからね…
ミッキーや梢の父親も放任主義みたいだし 中学生の頃って絶対に親を友達に見られたくないとか思ってた
思春期のそういうの反映では
まあ見せびらかしたい人もいたかもしれないけど 親とか生活の生々しさとか出てこないからより思春期の自閉的な世界って印象がある
話は全て理解できなくても悩める10代が見たら何かしら伝わるものはあるんだろうな ウテナはデミアンはじめ欧米の寄宿学校がモデルだから
基本的には親は出てこんだろうよ 製作がビーパパスだからかな
むしろメインキャラ達がこれから立派な親にならなきゃって感じで終わった 唯一根太く描かれたゲーム版のヒロインはクソ親すぎていい印象を持てなかった…
ところでウテナってなんで両親いないんだっけ?病死か事故か、もしくは天災か? >>279
事故で死んでウテナが生き残ったって説明されてなかったか? ウテナの両親の話はたしか9話永遠があるという城で
説明されてたと思う 両親不在ってエヴァとも重なるなあ
あっちもまともな親はほとんど出てこなかった エヴァは不在がちの親との関係がメインだったな
ウテナでは逆に親とか誰も興味ないって言うか
両親が死んで死にたい・・・とか棺に入ってたちょっと謎めいた少女だったはずのウテナが
なぜあんな天然お馬鹿ちゃんみたいになったのかが疑問 ディオスが自分の気高さやら何やらを土壇場で幼ウテナに託したからみたいなのを見た気がするけどこれは漫画版のみの設定だっけ? ナデシコやブレンパワード、ウテナなどはエヴァの影響を受けて
作られているみたいだけど主人公と両親との関係は全部違ってておもしろい
ナデシコのテンカワアキトは両親は事故で不在で暖かい家族を欲していた
ブレンパワードの伊佐未勇は両親はいるものの仲は険悪だった
エヴァの碇シンジは父親は健在なものの父親は母親しか関心がない
で、ウテナは両親不在だけど両親や家族への執着はなくなっている 逆やで、エヴァが富野アニメの影響受けまくってああなっちゃったからな…
なおカヲル君…イクニからも何かしら影響受けたんだろうけど
あ、でもブレンも割といつもの富野節だけど最後が明るかったとこはエヴァの影響かな
ああいうものを庵野に作らせた自分への責任を感じてるね >>283
ねばねばした男子が嫌いだから
それと正反対の理想の王子になるため明るく振る舞うようにした結果あたなったのかなと思う ねばねばした男子ってどんなのだろうな
織田裕二みたいなやつかな >>260
自分は「妹」というのは設定上与えられた理由に過ぎないと思っている。
「王子様」に愛される「お姫様」になるのが理想の形で、「お姫様」になれない女は「魔女」としてしか存在できない。
(ここでの「王子様」は概念上のもので、鳳暁生個人ではない)
というのが前提にあって、「お姫様になれない理由」の象徴としての「妹」設定なのではないかな、と。
現実的な理由としては、例えば容姿だったり能力だったり考え方だったりいろいろあるだろうけれど、象徴として、どうしても変えようのない血縁というものが設定された。
近親相姦描写は、「王子」と「魔女」が結ばれること(例えば愛人関係とか)は認められていない(=タブーである)ということを分かりやすく示してくれているんじゃないかと。 親不在中の兄というのはほぼ父親的な存在だからだろう
弟では逆の庇護対象になるし
イクニ自身が父不在の中で育ったというのもありそうな >>289
あーなるほど
どうにかなれない事の象徴は納得 個人的な意見だけど
女性にとっては男性との恋愛や結婚は経済的安定を得る手段とも
言えるけど残念ながら経済的安定性が高い男性と
関係をもってそれを維持することはなかなか難しい
(作中の桐生冬芽などを考えてもらえればわかると思う)
しかしもし近親者がその条件を満たせるのであれば
関係性も維持しやすいから理想的とは言える
だけど近親者との愛は法律や世間の壁があって厳しいから
正式な関係をもつことができない そういう微妙な関係をアンシーは王子様と魔女の関係と
準えていたんじゃないかな
暁生にとっては性的快感も得られて不思議な力の恩恵も得られるけど
ずっと纏わりついていて少し煩わしい存在がアンシー
アンシーにとっては生活の安定性は得られるものの不当な暴力には
耐えなければならない一蓮托生的存在が暁生なのかも そういう男女関係のDVもあるからね
今思うとアンシーが自立して出て行ったのは良かったけど
現実だと振られた男がストーカー化して女が殺されたりするんだよね
暁生はまだましなパターンだったというかイクニがまだ甘かったな イクニが甘かったというか暁生が自分がフラれる可能性を想定してないだけだと思う
あと暁生だと劇場版だと追ってきてたし 映画の暁生って既に死んでるよ
あれはアンシーの中にあった暁生への罪悪感が追ってきただけ
だからこそアンシー自身が革命すれば突破可能なのよ まああの晴れやかなエンディングの後暁生が追ってきて後ろからグサッ!とか嫌やん? 男性に依存して自立せずに生きる女性は
嫉妬と軽蔑で無数の刃で刺されるほどの苦しみを味わうってことかな ディオスを守ろうとしたアンシーや友人を救いたいウテナに刃が向いたってことは
男に依存せず自立して生きる女性やそれの味方にこそ世間の目は厳しいってことだと思うよ
それでもウテナはかなりマイルドで前向きな表現だけどね >>300
王子様に限らず、男という生き物は責任を求められるからね
女は守られる代わりに責任を負わなくていい
守られず自立の道を選ぶのなら
男と同じ様に責任を負わないといけない
っつー事かと 暁生さん、うわあああーって剣には怯えてたけど
剣は回ってるままだから刺されてないような あの剣ってウテナの心から出した剣(王子としての心の象徴)にも群がるし普通に王子にも来るんじゃない?
あと申し訳ないが作品に乗じて根も葉もないフェミ発言はNGだ 暁生に言及せず(しても刺さってない主張)
ウテナとアンシーばっかり責めるこのスレ見てると無数の剣ってスレ民かーって気分になる 別にウテナとアンシーを叩く気はさらさらないけど自分もあそこは暁生が勝手にビビってるだけで剣に襲われてはいないんじゃないかと思う 暁生にも剣ささってるならあの後普通に理事長やれてないだろうしね
他の王子にも来るってのもそんな描写はないと思うが
・・・しかし暁生のあの悲鳴って情けないけど映画暁生に通じるもんがあるな そもそあの群がってくる方の剣は暁生の発言からして王子に群がるが
王子だと弾かれて魔女に刺さるみたいだからウテナの心の剣にも寄ってきては弾かれたけど
暁生は剣に王子判定されてるかも怪しい
鳳の人妻には私の王子様と言われてたけど
ぶっちゃけ暁生が手篭めにする女の範囲じゃないと王子様認定されない時点で確実な王子ではなさげだし
王子だったら剣なくとも寄ってきてはいたんじゃないかなと思う そもそもあの剣って「王子がみんなを助けてくれなくなった、魔女のせいだ」っていう民衆のものだよね
アンシーは魔女でウテナは魔女を助けようとしてるんで剣が向かうけど、暁生には向かわないんじゃ?ってのはまぁわかる
依存だの自立だのって解釈はちょっと気持ち悪い 暁生は剣は王子に向かうと思い込んでたのかな?
自分はまだ王子だと思ってたから剣が自分に向かってくると思ったんだろうか 依存だの自立だのが気持ち悪いって・・・
そもそも少女革命ウテナのテーマって自立と依存からの脱却じゃないのかな 物知らずだなあキミたち┐(´-`)┌
あの剣は旧約聖書 創世記第3章3:24 ケルビムと回る炎の剣だよ
楽園を護る神の力を象徴する稲妻でもある
映画版のマッパになって罪を背負い楽園を追われるアダムとイブと対になっている
キリスト教信者が見ればイッパツで聖書と分かるから評価が高いわけで つまりどういう意味があるのかまで教えてよ物知りさん 魔女のアンシーが剣避けの要で生贄になってくれるから暁生が扉チャレンジできるんじゃないの?
あの剣最初は暁生に向かってたよね まあ狭義に考えれば王子を独占した事への人々の嫉妬憎悪だろうけど
楽園をいつか追われる、人間の宿命のようなものを表している気がする
そして進化しなければならない 絶対運命黙示録 西園寺が自身の最強剣を使っていれば勝っていたかもしれないな。
西園寺剣を使ったのは下手な若葉だけだった。 考えてみれば、西園寺がアンシーに執心な事でファンがアンシーだけを虐めて責めるのも剣が刺さるのと根底は同じなんだね
何故か周囲は王子や西園寺を説得したり責めたりしない あの剣のメインは民衆からの魔女への嫉妬憎悪だろうけど
正直ディオス重症シーンの民衆自体
あそこでアンシーが守らなかったらその嫉妬憎悪普通に王子に行きそうだよなと思う >>321
言いたいことはわかるがそもそもあれはファン以前に七実様親衛隊だから
何か微妙に違うのでは 若葉の「あーあの子ね、姫宮アンシーね…」みたいな
そっけないふりしたドロドロが一番リアルだったな メンタルがクサクサして来はじめたので、ウテナを何回目かの開幕しよう >>324
若葉みたいないい子でもああなるってのが何か生々しいよね >>321
王子はともかく西園寺は道化役だからだと思うけど
道化は馬鹿な事をするのが仕事な訳で
やり過ぎて一度は追放されているし
周囲だって庇わないというか、愚かだよねという感じで
見ていた気もするけど 若葉はウテナの友人としてアンシーと仲良くしてあげる時もあったんだよね
でも自分にくれるはずの西園寺の髪飾りがアンシーに、てことでそこから狂っちゃう
あの女を殺したい、そしてウテナも憎いってなるのがやはりね…
約束を反故にしたのは西園寺で責められるべきのは西園寺なのにな
こういうのが積もってあの剣になってるんだろうね 若葉が西園寺に憎悪を向けないのはいわゆる恋に盲目に
なっているからと西園寺を絶対視しているからじゃね
西園寺の我侭で自分勝手なことも好意的に見てしまっているから
関係がこじれると自分が悪いと思うか悪い女にだまされていると
考えちゃうんだろ 若葉も本当に西園寺を好きなのではなくて
西園寺と一緒にいることで自分も特別な存在でいられるって気持ちがあるので
この二人はお互い様だと演出家が 女って相手の女をターゲットにしやすくないか?
男はいつも騙されているんだとなるというか
既婚男性の浮気とかでも相手の女性の方に憎悪が向きやすいよな そういう話よく聞くね
男だからなかなか理解し難いとこある 若葉はアンシーが薔薇の花嫁だからこそ薔薇の花嫁殺したい黒薔薇に付け込まれて殺しにかかったけど
西園寺も大概恨んでなかったか
黒薔薇編で相手から剣を抜くデュエリストは何人かいたけど
若葉は争いに乗じて刺殺にも見えなくもない剣の抜き方だったし >>331
そういう風に若葉を一方的に被害者にしておかないのがあの話の面白い所だな ここ定期的に男性が一応見返り受けてるシーンがすっぽ抜けては女ガーとか言う記憶障害いるよね
頭暁生か? 冬芽に敗北して落ち込んでるウテナ回の時にアンシーやウテナ、冬芽に怒る若葉すき
ああいうところは本当にいい子だなと思う
ところでたまねぎ王子が黒薔薇に選ばれなかったのって何で?
相談してる内容に相手の男を殺したい的なある程度の嫉妬成分が入ってた分
追い出された理由がわからない >>338
いい人でまともだから選ばれなかったのだと思う
黒薔薇に選ばれる人の特徴って他人を変えたい、他人を壊したいとか
自分が変わろうって意識が無い人達だと思う
自分が悪いんだよねと自省出来てしまえる人は対象外というか >>338
>ところでたまねぎ王子が黒薔薇に選ばれなかったのって何で?
玉ねぎ王子は「必ず最後に彼女は僕の所に戻ってくるんだ…」と受け身な態度を取った
他人を踏み握ってでも若葉を手に入れようとしなかったからだお(それが御影の良い人発言にもつながってる)
他の黒薔薇に選ばれた人は誰かを潰したいとか欲してるものがある
その違い >>338
普通じゃないのかウテナの普通なんだから!ってとこほんと好き
そんな仲だったのに最後忘れちゃうんだもんなあ
あの学園いまいちなんなのか胸にちゃんと落とし込めないでいるわ
そういう役割を与えられただけの女の子だったらあたち悲しい 若葉は主人公の親友にして限りなくモブ(民衆)に近いという稀な存在だったな 忘れたわけではないと思うんだよなあ
ウテナが居なくなったからその後の学校生活は一人でいるっていうのも変な話だし
普通にウテナ以外の仲良しさんと楽しく過ごしてるだけ
それをわざわざ映すのは意図的なものだと思うけどね >>345
現実だとそんなもんだもんねえ
とすると樹里の急な姉の話もそゆことっぽいな
イクニ…いやらしい子!! 若葉はウテナ忘れたとか発言してないし他キャラよろしく何かウテナのいた跡が残ってる気がしないでもない
若葉の新しい友人とか声がウテナっぽいし 樹里の姉の話はわざわざ最終回でやっているし
内容も前振りもなく唐突だしやや違和感があるよね
しかも当の本人は全く姿も見せない
設定やストーリーにこだわるスタッフからして
自分としては実は樹里の姉は樹里が生徒会のメンバーに
なる前のデュエリストで最後まで勝ち残ったウテナの
前任者だったんじゃないかと思っている
そして暁生があの儀式に失敗して姉は命を落として樹里は
その仇も兼ねて決闘ゲームに参戦したんじゃないかと
なぜそういえるかというと樹里の姉の境遇が
まんま劇場版のウテナと立場が被っているんだよね あれは創作物のメタだと思うけどね
少年少女は山ほど王子様がお姫様や人々を救う救世主の物語に触れてきた
しかしそれらは単なる作り話としてすぐ忘れられてしまう
最終回を迎えるウテナという物語はそれらと同じように忘れられるのかどうか?
得と御覧じろ!という監督の挑戦の表明だよw 映画でもそうだけど、ウテナが消えても若葉の日常は続いてくんだなと思った
若葉だけでなく生徒会も学園の生徒もみんなそう
アンシー以外のすべてが滞りなく流れて行ってるんだな 昔のアンシーはほとんど目を開けて微笑んでて読めないって感じだけど
世界の果て編以降は目を閉じて笑う事が多くなったの感情変化してんのかなーって感じがして好き
目を閉じて笑うようになった時期って暁生と同棲生活始めた時期だし
いつもみたいに微笑もうとするとどうしても目に感情出るから閉じてるのかな 後半のアンシーが目を閉じて笑うのむしろ怖く感じたなぁ
ウテナと暁生がいい雰囲気になってきてアンシーの嫉妬が強くなってきた時期だし
張り付けたような笑みもノコギリやメガネだけ光ってたり魔女魔女しかった >>352
アンシーって嫉妬してたの?
どっちに? >>353
ええ嘘でしょあんな分かりやすいのに…
暁生取られてウテナに嫉妬してたよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています